12月の職員全体会では ~尊厳について考える~ と題し、外部講師の戸田先生を招き高齢者虐待の事例を交えてディスカッションを行いました。
まずは事実に基づいた現場の様子を職員による寸劇にて再現していきます。
高齢者の尊厳ばかりか人格を踏みにじるような言動に一同絶句…
寸劇のあとはグループに分かれディスカッションを行います。
どんな虐待があったと思うか?の質問でしたが、話し合われていた内容は、どうしてそんな事をやるのか…言うのか…。何とかならないものなのか…。被虐されている高齢者のケアマネは何をしているのか…。などなど怒りや憤りを感じさせる意見ばかりになっていました。
ディスカッション後には、高齢者処遇研究会編「高齢者虐待防止マニュアル」(1997)を参考に、約50項目に渡る「高齢者虐待のサイン」について学習を行いました。
虐待のサインは被虐者の身体・精神・生活と、あらゆるものに現れてきます。早期発見・早期対応のため
「もし、今、目の前で虐待があった。また虐待のサインに気付いたならば、どう行動すべきなのか?」
を日々考え情報を集め学びたいと感じました。戸田先生、貴重な研修をありがとうございました。